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食料主権
N2Food sovereignty
食料主権とは、各国が自国の食料政策を自ら決定する権利のことである。グローバル化の進展に伴い、食料の国際的な流通が拡大する一方で、途上国の農業が先進国の大規模農業に圧迫されている。安い輸入品が手に入るからといって、国内農業を軽視してよいわけではない。食料自給率の低下は、有事の際に深刻な食料不足を招く恐れがある。地産地消の取り組みを通じて、地域の農業を支えることが重要だ。各国の気候や文化に応じた農業政策が認められるべきであるにもかかわらず、国際貿易のルールがそれを制約する場合がある。食料の安全保障に基づいた政策は、単なる経済問題に過ぎないのではなく、国民の命に関わる根本的な課題だ。持続可能な食料システムの構築に向けて、消費者も生産者も意識を変えざるを得ない。